
中古タイヤ輸出について
当社は主にトラック用台タイヤを世界各国に輸出しております。
乗用車用タイヤ及び中古タイヤの取扱は、トラック用台タイヤと比べると少ないのですが、近年海外よりトラック用・乗用車用とも中古タイヤの引合が増えていることもあり、販売いただけるサプライヤー様がありましたら、お気軽にご連絡下さい。
取扱商品の種類
当社は台タイヤと中古タイヤを取り扱っております。下記の目安をご参考にしてください。
台タイヤ | 古タイヤの中で、溝があまり残っていないもの(4mm以下)で、傷がないか、少ないもの。 再生タイヤの材料として使用するため、修理できない大きな傷のあるものは不可。 |
中古タイヤ | 古タイヤの中で、溝が残っているもの。(7mm以上、場合によって5mmも可) そのまま使うため、傷のあるもの、年式の古いものは不可。 新しくても、ゴムが劣化しているものは不可。 |
産業廃棄物であるスクラップタイヤ(廃タイヤ)は当社では扱っておりません。
また、スクラップタイヤを有価物として購入することもしておりません。
台タイヤのグレード条件の資料をPDFファイルとしてご用意しております。
ダウンロードしてご覧下さい。
積込について
当社では自社でタイヤの収集はしておりません。
全国の収集業者(サプライヤー)様にて買い付けをし、積込をお願いしております。
積込の際には、事前検品及び積込立ち会いのため、当社スタッフがヤードにお伺いします。
輸出にかかる船やコンテナの手配や輸送、通関の手配は当社で行います。
コンテナの種類:40フィートハイキューブコンテナ (状況により20フィートコンテナの積込も致します)
積込内容については、バイヤーの注文内容とサプライヤー様の在庫状況を見ながら、打ち合わせさせていただきます。
積込スケジュールはできるだけサプライヤー様のご都合に合わせますが、船のスケジュールによって調整が必要な場合があります。
遠方のため、積込の度に立ち会いにお伺いできない場合は、
品質や積込方法について打ち合わせさせていただいた上で、検品・積込をお任せしております。
年に数度ほどお伺いして、検品方法や品質について打ち合わせを致します。
通常の打ち合わせは、電話・ファックス・電子メールで行います。
グレード条件とクレーム処理
台タイヤは、A台・B台・R-1の3種類にグレード分けします。
グレード条件はPDFファイルをダウンロードの上、参考資料としてご覧下さい。
<年式についての注意>
ほとんどの国では、台タイヤは製造後5年以内のもののみを受け入れます。
検品の際は、年式をよくご確認下さい。
中古タイヤは、ゲージで測った残溝によりグレード分けします。
片減り、段減りしているものは中古タイヤとして購入できません。
スリップサインを除く最低3ヶ所ゲージで測り、最も浅い溝を中古タイヤの溝の深さと致します。
中古タイヤの販売においては、クレームは付き物です。
海外のバイヤーに対しては、クレームが出た場合、サイズ・グレード・各々のクレーム理由を明記したレポートと、可能な限りその写真の送付を求めております。
お任せで積んでいただいた場合、クレームが発生するたびにレポートをサプライヤー様に提出した上で、
どのような処理をするか打ち合わせさせていただきます。
また、当社スタッフが立ち会いにお伺いした場合でも、内容によっては処理についてのご相談をさせていただくことがあります。
クレーム処理は損失ではありますが、海外のバイヤーと永続的に良好な関係を保ち、
また、サプライヤー様と相互理解の上、品質の良いものを出荷していただくため、ご協力をお願いいたします。
クレーム品の例をPDFファイルとして用意いたしました。参考のため、ダウンロードしてご覧下さい。
台タイヤのクレーム例